サービス|複合機
コピー機・複合機。現地設置と保守がある、が論点です。
複合機の金額は、本体価格ではなくカウンター料金とリースの総額で決まります。このページでは、月額の内訳のどこを見れば他社と比べられるのかを整理します。
複合機の金額は、本体価格では決まりません
見積書のいちばん大きな数字は本体ですが、5年で払う総額を動かすのはカウンター料金です。
複合機の相談で最初に出てくるのは本体の金額です。ただ、契約が終わるまでに払う総額はリース料とカウンター料金の2本立てで決まります。カウンター料金は1枚刷るたびにかかり、モノクロとカラーで単価が別です。月に何千枚も動く事務所なら、本体を値切るよりカウンター単価を1円下げたほうが効きます。逆も同じです。
ですから、このページで先に決めていただきたいのは3つです。①月に何枚刷っているか(モノクロとカラーを分けて) ②リースが残り何か月あるか ③紙で出す必要がどれだけ残っているか。この3つで、本体とカウンター単価のどちらを詰めるかが決まります。
1つ、自社に不利なことも書きます。枚数が少ない事務所では、複合機を入れ替えないほうがよい場合があります。いまの機械が動いていて部品の供給も続いているなら、再リースのほうが総額で安いことがあります。
減価償却資産の耐用年数等に関する省令 別表第一「事務機器及び通信機器」の複写機。減価償却上の年数で、壊れる年数ではありません。
リース料総額の現在価値が物件購入金額の90%以上だと、会計上ファイナンス・リースになります。つまり中途解約できない契約です。
電子帳簿保存法のスキャナ保存の要件。複合機の読み取り設定を下げると要件を満たさなくなります。
香川県内であれば無料です。いまの請求書を並べるだけでも構いません。
月額の中に、何が入っているのか
他社と比べるときは、この表の項目がそろっているかを見てください。
| 費目 | 何で決まるか | 見積りで確認すること |
|---|---|---|
| リース料 (本体) | 本体の価格と、リースの年数。年数を延ばすと月額は下がりますが、総額は上がります | リース年数(36回・48回・60回など)と、月額×回数の総額。月額だけの提示は比べられません |
| カウンター料金 | 刷った枚数×単価。モノクロとカラーで単価が別。トナーや部品代がここに含まれるのが一般的です | モノクロとカラーの単価。最低請求枚数(ミニマムチャージ)があるか。ここが総額をいちばん動かします |
| 保守・消耗品 | カウンター料金に含む契約と、別建ての契約があります | 紙とステープル(ホチキス針)が含まれるか。ドラムなどの高額部品が含まれるか |
| 設置・配送・撤去 | 階段の有無、エレベーターの寸法、置き場所までの経路 | 古い機械の撤去費が入っているか。データの消去がどう扱われているか |
| 残リースの精算 | いまの契約の残り月数×月額。ファイナンス・リースは原則として中途解約できません | 誰が払うのか。新しい月額に上乗せする形になっていないか。上乗せなら、それは値引きではありません |
| ネットワーク設定 | 台数、パソコンの台数、スキャンの保存先、認証印刷を入れるか | 設定作業が見積りに入っているか。あとから別料金にならないか |
枚数によって、効く費目が入れ替わります
同じ複合機でも、月に300枚の事務所と月に5,000枚の事務所では、詰めるところが違います。
枚数が少ないうちは総額のほとんどがリース料で、本体の大きさとリース年数が効きます。枚数が増えるとカウンター料金が追い越し、本体を値切っても総額は動きません。カラーの単価と、カラーで刷る必要が本当にある枚数を見直すほうが早いです。
カラー単価はモノクロ単価より高いのが一般的です。設定の初期値をモノクロと両面にするだけで総額が下がる事務所もあります。機械を替える前にやれることです。
本体を無償にする提案は珍しくありません。ただ、リース会社は代金を回収します。本体が0円に見えるときは、カウンター単価、リース年数、最低請求枚数のどこかに移っています。移った先を総額に足して比べてください。
残リースがあるときの、判断の分かれ目
「残リースは当社が引き取ります」と言われたときに、何を確認するかの話です。
ファイナンス・リースは、中途解約不能でフルペイアウトのリースだとリース事業協会が定義しています。途中で解除できず、契約に要した資金のほぼ全額を払う仕組みです。つまり残リースは消えません。
「残リースを引き取る」と言われたら、その分が新しい月額に足されているのか、別に精算されるのかを確認します。月額だけを比べると、安く見えたほうが総額では高いことがあります。
事業者間の契約は、特定商取引法のクーリング・オフの対象外です。同法第26条で、営業として締結するものは適用されないと定められています。その場で決めない、を先に決めておいてください。
- いまの機械の銘板。型番と製造年、総カウンター(累計の印刷枚数)を記録します
- 直近12か月の請求書。モノクロとカラーの枚数と単価を月ごとに拾います
- いまのリース契約書の控え。開始月、回数、月額、残り月数
- 保守契約の範囲。紙・ステープル・高額部品が含まれるかどうか
- 置き場所と搬入経路。階段、エレベーターの寸法、扉の幅
- つながっているパソコンの台数と、スキャンの保存先
- 管理者パスワードが出荷時のままかどうか
- 紙で出す必要が本当に残っている書類はどれか
複合機は、ネットワーク機器でもあります
事務用品として扱うと、設定が抜けたままになります。
いまの複合機は社内のネットワークにつながり、読み取った書類を共有フォルダーに置きます。IPAの「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版でも、複合機の共有設定を間違えて情報を覗き見られるトラブルが挙げられています。
当社が入れ替えのときに確認するのは、管理者パスワードを出荷時から変えること、外に向いた口を開けたままにしないこと、そして返却する古い機械の記憶装置をどう扱うかです。
お電話かフォームでご相談
いまの請求書と、リース契約書の控えがあるとその日から話が進みます。無くても構いません。
現地調査(香川県内は無料)
上の「現地で見るところ」を確認します。総カウンターの数字と搬入経路は、この場でないと分かりません。
いまの総額を、先に並べます
入れ替えの提案より前に、いまの契約で残り何か月・いくら払うのかを1枚にします。ここが基準になります。
見積りを3段階でお出しします
必須・推奨・将来(保守込み)に分けます。入れ替えないという選択肢も、そのときは並べます。
設置と設定、そのあと
搬入、ネットワーク設定、古い機械の撤去とデータの扱いまで決めてから日を組みます。
- 内装工事は承っていません。置き場所の造作が必要な場合は、内装会社との工程合わせをご相談ください
- 受付は平日9:00〜17:00です。時間外の緊急対応はお約束していません
- 会計ソフトや業務システムそのものの導入は範囲外です。複合機からの読み取りをつなぐ部分はご相談ください
- すでに結ばれているリース契約の解約交渉を代行することはできません。総額を並べて材料をお渡しするところまでです
よくいただくご質問
リースは途中で解約できますか
原則としてできません。残りのリース料の支払い義務が残ります。まず契約書の控えで、開始月・回数・月額・残り月数を確認してください。
本体0円と言われました。得ですか
5年分の総額で見てから判断してください。本体の代金は、カウンター単価やリース年数に移っていることがあります。月額×回数+(想定枚数×単価×60か月)を、いまの契約と並べれば分かります。
いまの機械を使い続けたほうがよい場合はありますか
あります。部品の供給が続いていて枚数が少ない事務所では、再リースのほうが総額で安いことがあります。総カウンターと枚数の実績を見てからお伝えします。
カウンター料金の単価はいくらですか
ここには書きません。機種、枚数、契約の形で変わるため、書いた数字は当てになりません。請求書をお持ちいただければ、同じ枚数で並べてお出しします。
返却する機械の中のデータは残りますか
機種によっては、読み取った書類が記憶装置に残ります。返却の条件にデータの消去がどう書かれているかを、契約前に確認します。
紙を減らす相談もできますか
できます。ただ、機械を替える話とは分けたほうが早いです。電子帳簿保存法のスキャナ保存を使う場合は、読み取りを200dpi以上・カラー各256階調以上に合わせる必要があります。
- 公益社団法人リース事業協会「リースのご案内」 — ファイナンス・リースは中途解約不能でフルペイアウト。その判定の目安
- 減価償却資産の耐用年数等に関する省令(e-Gov法令検索) — 別表第一「事務機器及び通信機器」。複写機は5年
- 国税庁「電子帳簿保存法一問一答【スキャナ保存関係】」 — 解像度は25.4ミリメートル当たり200ドット以上、カラーは各256階調以上
- IPA「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」第4.0版 — 複合機の共有設定の誤りによる情報の覗き見
- 消費者庁「特定商取引法ガイド」 — 法第26条の適用除外。営業のため、または営業として締結するものには特定商取引法が適用されません
月額の内訳を、一度並べる
香川県内の現地調査・お見積りは無料です。
いただいた個人情報は、ご相談への回答とお見積りにだけ使います。第三者へ提供しません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
- お渡しするもの
- 必須・推奨・将来(保守込み)に分けたお見積り
- 費用
- 香川県内の現地調査とお見積りは無料です
- 相談だけ
- 相談だけでも構いません

